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犬とあなたと珈琲と。Vol.50 ノブとカカズ

聞逃し配信中(オープニングや曲はカットされています)
ミキサー:レディオ湘南 高橋優佳

宝製菓presents radio café『犬とあなたと珈琲と。』FM83.1MHz レディオ湘南(毎週金曜 16:00~16:29)放送中

湘南の海を見下ろす、小さなコーヒーショップ「TAKARA CAFÉ」。ここで“宝物”の話をすると探し物が見つかるとか?…オーナーは心理士でドッグカウンセラーのしらたゆうこ。店長はカフェオレ色の17歳。愛犬の“うり”。美味しい珈琲を飲みながら、お客様との会話に耳を傾けてみませんか。

今回は毎週日曜21:00~放送中『よせなべNEO』(FM83.1)とのコラボ特番!最初の1杯に続き、2杯目のお客様はワタナベエンターテイメント所属のお笑い芸人「ノブとカカズ」の島山ノブヨシさんとカカズさん。お二人は現在ものまねコンビとして活躍中。かおマネ、うたマネ、細かすぎて伝わらないモノマネまで、引き出しの数は薬箪笥のよう。さらに、カカズさんに80年代洋楽アーティストの名前を言えば、その人にまつわる“こぼれ話“が止まりません。ノブさんは武田鉄矢さんのものまねで私に”贈る言葉“を…これは感動!とにかく時間いっぱい、しゃべくりまくっていただきました。軽快な二人の会話を盗み聞くだけで、思わず吹き出してしまうかも。今回はご自宅で視聴することをおススメします。


―こんにちは。ノブさんとカカズさん、ようこそお越しくださいました。
ノブ&カカズ:あっ、どうもお久しぶりです。

カカズ:はじめまして
ノブ:あっ、はじめまして

―二度目まして
ノブ&カカズ:そう。二度目まして(笑)

ノブ:こんな所にお店なんて、ねぇ
カカズ:ねぇ、まさかね
ノブ:お洒落なところですよ
カカズ:路地入って、室外機乗り越えて…
ノブ:うん。なかなかの秘密基地感ね。
カカズ:で、一回右に曲がって…ちょっとこれ大丈夫かなって思って

ノブ:色々ね、下にはチラシとかあって
カカズ:チラシとかあったね。

―どこを通って来たんですか(笑)
カカズ:ちょっと入り過ぎたかな…大通りのところの…

―無事に辿り着いて良かったです。
ノブ&カカズ:辿り着きました。本当によかった。

―嬉しいです。あっ、うり店長がきました
ノブ:あら!可愛い
カカズ:うりちゃん可愛いですね。メスですよ。

ノブ:あっ!ちょっとカカズにおしっこなんかひっかけて。もう
カカズ:ありがとうございます。

―やめてください(笑)カカズさんは、ワンちゃんと暮らしていたんですよね。
カカズ:そうです。僕ゴールデンレトリバーを飼っていました。
ノブ:だからでしょうね。嫉妬という名のね
カカズ:嫉妬?えっ、どういうこと(笑)

―も~(笑)

『よせなべ』食べながら⁈
放送100回記念


―カカズさんとノブさんは、ワタナベエンターテインメントに所属するお笑い芸人さん。今は、ものまねユニット「カカズとノブ」としてご活躍中ですよね。
カカズ:あーすみません。「ノブとカカズ」です。

―失礼しました
ノブ:カカズの方がね、やっぱり…。ちょっとね、お気に入りなのかな
カカズ:そういうことじゃなくって、年齢的なことなんでしょうね

―「ノブとカカズ」。失礼しました。レディオ湘南では2021年から日曜夜9時から放送中の『よせなべNEO』を担当されていて、先月は、脚本家のフルタジュンさんとミュージシャンの神田陽太さんが遊びに来てくださったんですけど…
ノブ:なんか遠回しで聞いたら、もうあの二人は出禁になったっていう

一えっ!なんで(笑)
カカズ:もう、このカフェ出禁になっちゃったって
ノブ:なんか「やり過ぎちゃったんだよねー」みたいなこと聞いて
カカズ:そぐわないことをですね…。

―笑)ラジオは4人で楽しくやっていますか。
ノブ:やってます、やってます。
カカズ:はい。楽しくやってますよね
ノブ:うん。

カカズ:やっぱりノブは結構ね。その中では、年上の二人と俺にいじられまくってね
ノブ:無茶ブリみたいなね。

カカズ:無茶ブリもあって、色々大変でしょうけど
ノブ:とっても楽しくやっています。このあいだ、ちょうど「100回記念」を迎えました。

―そうだったんですね!
ノブ:そうなんです
カカズ:それで100回記念は『よせなべ』というラジオの名前の通り、鍋をやって、鍋を食べながらラジオをやるという。100回目なのでやったんですけど…この人遅刻してきて…
ノブ:ちょっとね。朝…
カカズ:本当はみんなで買い物中も音声を録って、名店ビルに行って「一人一人好きな具材を選んで食べよう」って言っていたのに、この人、遅刻してきたんです。でも、それが功を成してか、いい企画ができたよね。

ノブ:流れが色々と巧く回って良かったです。なんとか。
カカズ:面白い感じになりましたよ。

―好きな具材ってカカズさんは何を選んだんですか?
カカズ:えーと好きな具材‥まぁ、みんなで相談をしてやったんですけど。でも、僕は「しらたき入れましょう」って言いましたね。

―笑)大切、大切!
ノブ:健康食
カカズ:「絶対に入れましょう!」って
ノブ:お腹に優しい
カカズ:しらたき、めちゃくちゃうまくないですか

―私も好きです
カカズ:俺、全部の鍋に入れます。
ノブ:えっ、しらたき?マロニーとかじゃなく?
カカズ:あーもう、マロニーはいや。マロニーって意味わからなくない?溶けるし。
ノブ:春雨とかの方が美味しいよね。
カカズ:春雨も溶けるじゃない。溶けるのばっかり!

(笑)

カカズ:じゃあ。コーヒー頼みましょうか。
ノブ:なんだかダベッて、オーダーもなしに。お水で帰ろうとしちゃって
カカズ:お水で帰ろうとしてたのか、お前は!いいかげんにせい!

ノブとカカズ。
名前はちょっと難しい


―ノブさんとカカズさんは「ものまねユニット」という位ですから、普段はお一人ずつピンでされていて…
カカズ:元はそうだったんですけど、今は本コンビになっています。
ノブ:そうなんです。「ものまねユニット」から「ものまねコンビ」になりましたね。

―そうだったですね。一人ずつ活動するときは本名で出られている
カカズ:そうですね。「ノブとカカズ カカズ」とか。ノブもそうか?
ノブ:そうですね。「ノブとカカズ 島山ノブヨシ」でやってます。

―わかりやすくなりましたね
ノブ&カカズ:そうですね。

―島山さんは島山裕允(シマヤマノブヨシ)さん。ですけど、絶対に読めない字でしたものね。
ノブ:絶対に読めないですね。

―どんな漢字でしたっけ
ノブ:裕福の「裕」に、えっと…「允(ヨシ)」が難しいんですよね。充電の「充」の鍋蓋を取った「ム」。カタカナの「ム」書いて、「八」みたいな。

―あー「八」。女の子が足をキュッと…
ノブ:にゅんっ!とね。「兄」という字の下のね
カカズ:あれ、なんていうんだろうね。
ノブ:いつも難しい

カカズ:音読みはなんていうんだろう。あれ
ノブ:「イン」
カカズ:あー!「イン」か!

ノブ:「ユウ」「イン」って調べると「裕允」って出るんですけど、難しいですよね。
カカズ:島山も間違えられるよね。

ノブ:「島山」を活字でみると、「鳥山(とりやま)」とか「烏山(からすやま)」。で、「シマヤマノブヨシです」って言うと、「シバヤマ」とか「シモヤマ」とか「シマムラ」とか。「ハタケヤマ」とか色々言われて。
カカズ:「ハタケヤマ」は嘘だろうお前!
ノブ:過去一回だけありましたよ、ハタケヤマ

―カカズさんは音だけを聞くと不思議なんですけど、沖縄出身って聞くと「あっ、なるほど」って。嘉手納の「嘉」に数字の「数」
カカズ:よく「嘉手納」の「嘉」で。僕、嘉手納町出身で。だけど「嘉手納の嘉」って言っても通じないから
ノブ:通じないね。
カカズ:今まで色々言ってきましたけど、一番は中島美嘉の「嘉」がすごくね
ノブ:あーしっくりくる。

カカズ:僕ね、バーでバイトしているんですけど、もうね、いつも「カカズってどうやって書くんですか」って。もう、すっごい、ヤダ!もうシンドイ!だから「中島美嘉の『嘉』です」「あー?どうやって?」「だから、こーやって」って、説明がもう面倒くさい。だから、最近はもう面倒くさいから「カタカナでカカズです」って、嘘ついています。
ノブ:だいぶ、嘘ついてるね

ワタナベエンターテイメントの
養成所10期生


―カカズさんとノブさんは、ワタナベの養成所を2010年に卒業された10期生で
ノブ:はい。10期生です。

―養成所ではどういう授業を受けるんですか
カカズ:もう、あれですよ。特に教えられるものもないし
ノブ:そうっすね。
カカズ:だから、普通に…お金、だまし取られました。

(笑)

カカズ:でも、これみんな言います。みんな言いますよね。吉本さんの人も
ノブ:だいぶオブラートに包むと。要は「お笑い」って教科書はないので、何が正解かわからないんですよね
カカズ:結局、自分らで頑張りました。
ノブ:そう。だから、自分で考えたりとかしたネタを「じゃあ、授業はじめ」って言って、講師の元芸人だったり作家さんだったり
カカズ:一応プロの人ね

ノブ:今も現役の人とかに一通り見せて。で、ダメ出しをもらって「ありがとうございました」で終わりなんです。
カカズ:ダメ出しもらって、そこから考えたりして
ノブ:自分で直したりして。

―はぁー、なるほど。
カカズ:そしてライブに出てみたいな。そういうチャンスにお金を払ったって感じですね
ノブ:そうですね。


ノブ:すいません。ありがとうございます。いただきます。ずずずー

―ちょっと…もうちょっとお上品に飲んでください。
ノブ:ごめんなさい。育ちが悪くて。

―他のお客様もいますからね。
カカズ:ジョジョジョって! あはははは!ごめんなさい。
ノブ:他にお客さんがいるんでね。すいません。盛り上がっちゃって、すいません。

(笑)

カカズ:『TAKARA』って、お店の名前ですよね。これ、取ったところってアレですよね。SNKの『餓狼伝説』。それを作っている「タカラ」から取ってるんですよね。
ノブ:そんなところの「タカラ」から取ってないですよ。『餓狼伝説』知らないですよ。
カカズ:えっご存じない。

―はい…。
カカズ:格闘ゲームの『餓狼伝説2』を制作している、ナムコの子会社のタカラです。
ノブ:タカラトミーとかのね

―あー!タカラトミー
ノブ:タカラトミーになる前のね
カカズ:そう。タカラトミーになる前の「タカラ」からとっている訳ではないですよね
ノブ:違いますよ。

カカズ:まさか、女性の方なのによく知ってるなって
ノブ:ねっ。
カカズ:そっちからじゃないのね。

―『TAKARA CAFÉ』の「タカラ」は、ここで宝物の話をしたら、失くした宝物が見つかったり、新しい宝物に出会えたりする。そういう場所になるといいなと思って付けたんです。

ノブ&カカズ:あら素敵ですねー。
ノブ:なかなか見つからないですからね。お宝って。
カカズ:偶然でしょうか。『餓狼伝説』を作った『タカラ』の人は、「私たちが作ったおもちゃがお宝になるように」っていう意味で『タカラ』ってつけたから、じゃあ実は間違ってはないですね。

―ですね!もしよかったら、カカズさんとノブさんも宝物の話きかせてください。

ゲーム大好き
カカズさんの宝物は…

写真はイメージ

―ノブさんとカカズさんの宝物はなんですか。
カカズ:僕はね。またゲームの話になりますけど
ノブ:好きですからね。ゲーム。

カカズ:ゲーム好きで。最近のゲームというより「レトロゲーム」が好きで。『ときめきメモリアル』っていう、恋愛シュミレーションゲームがあるんですけど、それの、結構レアなソフトがあるんです。でも、それって結構高くて。『ときめきメモリアル2』のソフトがすごく高いんです。今はもうレアで。それが一番宝物ですね。

―新聞にも載っていました。今、そういうレトロゲームが流行りだって。

ノブ:流行っていますよ、今。リメイクもすぐに出たりもしますけどね。昔のカタでやった方が…
カカズ:それで、アーカイブがないんですよ。今、早く買っとかないと。数年前500円位だった中古ソフトが「いつでも買えるや」って思ってそのままにしていたら、最近見たら1500円位になっていて「あっ、やばい」と思って。ノブも古いの、あるもんな。実家にな。

ノブ:僕、実家に古いのを残していますよ。
カカズ:中古で売らないですもん。
ノブ:ファミコンとかの世代ではないですけど。持っています。

ノブさんの宝物は
頭に巻いて旅したタオル


―ノブさんは?
ノブ:僕はアウトドアにハマっているというか。昔から、親とよく行ったりして、好きだったんですけど、さらに、ハマったきっかけとなったのが、「県境を歩いて、ひたすら旅する」っていう番組です(ノブさんは、2010年10月~2011年3月まで、毎週火曜日23:00 – 23:30フジテレビ系列で放送された『ニッポン インポッシブル』のコーナー「ひたすら県境を歩いてみよう!」にレギュラー出演)。

 その時に、ずーっと着けていた、バンダナというか『真っ白いタオル』。これがもう汚ったいないんですよ。本当に。ぼろ雑巾みたいなんですけど。旅は101日行っていたんですね。お風呂も自分の好きなタイミングで入れないけど、ずっと頭に巻いて「やっしゃ!頑張ろう!」って。ずっと、最初から最後までつけていた。ぼろっぼろの、そのタオルを思い出します。

カカズ:いまだにあるの?
ノブ:えっ?

カカズ:いまだにあるの?
ノブ:いまだにね。ジップロックに入ってる。
カカズ:えー、汚いー!

―洗わないまま?
ノブ:えっと…。洗ったりね。水で一応やっているんですけど。まぁ汚いですよ。本当に。
カカズ:じゃあ、今度、燃やしましょう。
ノブ:なんでー!燃やさないでー。

(笑)

カカズ:俺の『ときメモ』も一緒に、燃やしましょ。
ノブ:絶対に燃やさない方がいいぞ。俺のやつは10円の価値もないけど、『ときメモ』めちゃくちゃ価値あるんだぞ。なんで燃やすんだよ
カカズ:思い出はどんどん書き換えないと
ノブ:カカズが損するでしょ。

凱旋ライブは
ファン殺到で人気者へ


―その百何日、出ずっぱりだったってことですか?
ノブ:もう、帰って来ずですよ。カカズは知ってますけど
カカズ:これって、養成所を卒業して2-3か月に番組が決まって。それが深夜帯だったんですけど、結構、評判が良くて、マジで売れると思った。で、旅に行って、帰ってきて、復活ライブみたいな…
ノブ:あったね。

カカズ:「乙(おつ)凱旋ライブ」があったんですけど、テレビを観た人が、ばんばん200人位来て
ノブ:来ました、来ました。本当にありがたいことに
カカズ:すっごい、もう、超人気で。2年位はバイトしてないよね?バイトしなくても芸人で飯食っていけましたから。

―猿岩石みたいな?
ノブ:あー!まさにそうです。
カカズ:まさにそうです。三番煎じも四番煎じも、ですけど…

ノブ:猿岩石さんの番組をやっていた、スタッフの方とかの番組です
カカズ:それでもう、マジで売れると思いましたもの。

―CD出せばよかったのに
ノブ:ねっ。なんて名前にしましょうね。「白い雲のように」みたいなね、歌えたらいいですけどね…。
カカズ:本当だよなー。
ノブ:カカズと今度、それっぽいの、出せたらいいな
カカズ:そういうのは…

―えっ、なんで?
カカズ:そういう過酷系はNGです。
ノブ:あっ、ロケね(笑)カカズはNG出してくるんですよ
カカズ:出してないよ!

カカズさんの特技。
80’sこぼれ話www

誰のものまねかお考え下さい

―カカズさんは、歌がスゴくお上手なんですもんね
カカズ:あーいやいや。僕よりも、ノブの方がうまいですよ。
ノブ:でも、カカズも味ありますよ。

―あら、なんかちょっと仲良し
ノブ&カカズ:いやいやいや
ノブ:でも、二人でカラオケ行ったりしますからね。

―カカズさんは洋楽のコトがすごく詳しくて。80年代アーティストの「こぼれ話」みたのがすごい詳しいって。
カカズ:こぼれ話。はい。言っていただければ、誰でもすぐ。

―誰いる…?シーナイーストンとか?
カカズ:シーナイーストン!

―なんか…今、突然
カカズ:よくご存じで!
ノブ:なんでそんな?僕もわからない

―なんかね、ノブさんの顔見ていたら…
ノブ:僕の顔を見てって
カカズ:シーナイーストン?どこがシーナイーストン!
ノブ:シーナインストンさん、僕がわからないですから。シーナインストン顏

―インストンじゃない
カカズ:じゃあ、シーナイーストですよね。シーナイーストはあれですわ。「ハラペーニョ食べ過ぎて、腹壊して」ます。

ノブ:すごいな!本当にあるんだ、それ。シーナイーストン、ハラペーニョ食い過ぎて、腹壊してる。大事なライブの前に
カカズ:いやいや。そんな勝手に変なの付けないで。嘘みたいになるから
ノブ:あ、そっか。
カカズ:なに、それ(笑)

―じゃあ、ビリージョエルとかは?
カカズ:ビリージョエルは、えーと「自転車盗まれた回数3回、置き引き3回」です
ノブ:もう、海外の桑マンと一緒ですね。
カカズ:あははは!もういいって。重ねて来ないで。なんなんだよ!

―もー(笑)
カカズ:まぁ、桑マンもね、2回ありましたけど
ノブ:ありましたけど。

キムタクと武田鉄矢は
同じ路線⁈

誰のものまねかお考えください

―ノブさん。さっきのカラオケの話に戻りますけど、SMAPは唄わないんですか
ノブ:SMAP。僕、唄います。大好きですSMAP。

―モノマネも、できるのかしら
カカズ:もう本当に
ノブ:「えー、中居でーす!」みたいな感じで唄います。

カカズ:あれを聞いてください。キムタクの。キムタクの歌い方ってすごいクセがあって、特にクセのある「オレンジ」って有名な歌があるんですけど、それのキムタクのパートのクセ強いところ、ちょっと聞いてください。

<木村拓哉さんの歌マネ中です。音源でお楽しみください>

ノブ:歌詞、少しぐちゃぐちゃでしたが、わかります?

―わかる、わかる(笑)
ノブ:「その日までっ!」みたいな(笑)。ちょっと武田鉄矢入るんだよね。
カカズ:武田鉄矢とキムタクは一緒なんだよね
ノブ:路線は一緒ですね。

―そうなんですか?
カカズ:鉄っちゃんも、うまいんで。
ノブ:はい。そうですね。武田鉄矢と「その日までっ!」

(笑)

カカズ:お名前を聞いて、なにかいい「贈る言葉」をください。
ノブ:そうですね。

―贈る言葉?
カカズ:そう。お名前の漢字を教えていただいたら…
ノブ:白田祐子さんですもんね。僕、即興で「贈る言葉」みたいなのをやっているんです。
カカズ:じゃあ、白田祐子さんに即興で「贈る言葉」を
ノブ:武田鉄矢から

<以下、武田鉄矢さんのものまね中です。ぜひ音源もお楽しみください>

ノブ:えー。それでは、元気よくお願いしますね。白田祐子!
カカズ:返事してください。

―はい!
ノブ:はい。返事がよろしい。ねっ、あなたの「白田」という字。全てのものを純白にし。「田」ですね、色々な植えたものをどんどん育てて撒くように。そして、最後に「祐子」でございますけどもね。これは「ネ」に「右」でございますね。衣の右側にはどんな人がいますか。あなたの大切な人がいますね。そうワンちゃんですね。どうかその子を大事にして、このカフェをどんどんと祐子色に染めてくれ!

―きゃー!すごい!

拍手

カカズ:これ、マジ考えてないですからね。俺がいま、ふったんだもんね。
ノブ:はいはい。そうですね。はいはーいっ!

(笑)

―じゃあ、ここで何か1曲
ノブ:あっ、いんですか?
カカズ:いいんですか?じゃあ、シャーデーの『スムース・オペレーター』を。それで、シャーデーの“こぼれ話”なんですけど
ノブ:あるんだね
カカズ:シャーデーは「めちゃくちゃ、ドクターペッパーが好き」です!

(笑)

ノブ:入ってくるかなぁ、曲がすんなり
カカズ:ははははは!Sadeの『Smooth Operator』楽曲はYouTubeにリンクしています)

初心に戻れる
卒業ライブDVD

写真左:養成所卒業ライブのタイムテーブル。写真はノブさん提供

―ノブさんとカカズさん、今探している宝物はなんですか。

カカズ:僕はね、なんだろ。今ずっと探しているのがあって。絶対に実家にあると思うんですけど、でも、前に実家に帰ったときは無かったんだよなー…。「今、もう1回観たいな」って思うものがあって
ノブ:観たい?
カカズ:養成所の最後に、養成所の卒業ライブがあるんですよ。
ノブ:僕たちが卒業するときのライブの

カカズ:その「ライブのDVD」です。その時、夜の部でノブが1位獲ったの
ノブ:そう『乙』が、1位だったんですね
カカズ:僕らが3位だった(ヘッドスライディング)。で、今コンビを組んでいて「あれ、もう一回観たいね」ってなって、1回ノブと僕で実家帰った時、あったよね?
ノブ:観たんですよ
カカズ:あの後、紛失してるのよ
ノブ:失くしたんだ!

カカズ:どこに行ったのか、分からなくなってるのよ。だから「家に持って帰れば良かったなぁ」って思って。あのとき
ノブ:あの「ライブ映像」はネタだけじゃなくて、時々、他にも何て言うんですかね…こう…爆風スランプの『ランナー』の曲に合わせて、何て言うんですかね…
カカズ:ライブのアーカイブがポンポンポンって
ノブ:出てくるんです
カカズ:M-1グランプリのオープニングで、みんな舞台袖でこうやって他のコンビ見ていたり、こうやって頭抱えたり

―かっこいいとこ!
カカズ:かっこいいとこ!「俺たちが一番面白い!」みたいなところ、あるじゃないですか。あーいう感じのものがあるんだよね。あれが面白いんだよね。
ノブ:あれが面白い。一番最後ね。
カカズ:ノブが相方にこう背中を叩いたりとか

―気合い入れて、かっこいい!
カカズ:そうそう。とか、俺がボケて、めっちゃ受けて。ボーンってウケているところをカットしているとか。
ノブ:あったね。カカズのところあった
カカズ:あれね。今、めっちゃ探してるんですよ。

―え―、それは見つけなくっちゃ
カカズ:ねー
ノブ:あれはいいですね
カカズ:今一度観たいよね。一回、初心に帰りたい。

―それは何かあるたびに、振り返りたいくらいですよね
ノブ&カカズ:そうですね。
ノブ:観たいですね。あれは…

二人で自由に楽しめる
番組を持ちたい!


カカズ:ノブヨシさんは?
ノブ:僕の宝物。これから手に入れたいものですけど。まだコンビを組んでから、がっつりテレビで「ノブとカカズ」ばーん!っていう、出方をしていないんですよ。レギュラー番組みたいのもないし、「ノブとカカズ」と言えば、「これ」というような、代表作もまだないので。やっぱり番組で「帯」じゃないですけど、好きなことをできるように、まずなる。

 それで、二人でカラオケとかでやっているような、二人が好きなような空間の状態。そこに、同期とか、まだやっている人もやっていない奴も、お世話になっている後輩とか、辞めちゃった先輩とか「みんなを引っ張り上げられる」ような。そういう「番組」みたいのを持てたらいいなって。そういう『場所』がつくれたらいいなって、思います。やっぱり…。

―藤沢では有名なノブさんとカカズさん…
カカズ:ははは。そうかな?
ノブ:そうかなぁ~。
カカズ:まだ、指されないですけど
ノブ:でも、「帯」みたいの欲しいですね。藤沢でね。

―これからも、笑いを届けてください
ノブ&カカズ:ありがとうございます。

―今日は楽しいお話しを聞かせていただいたお礼に、もう一杯いかがでしょうか
ノブ:ぜひ。ちょうど今「おかわりいただけますか」って言おうとしたところだったんですよ。
カカズ:いただきたいですね。

―はい。では、ご用意いたしますので、ごゆっくりお過ごしくださいませ
カカズ:はい。ありがとうございます。
ノブ:ありがとうございます。すいません。

―また遊びに来てくださいね。
カカズ:ありがとうございます。
ノブ:ぜひ、お願いします。

ノブとカカズ
番外編①ラジオ

―お二人は『よせなべNEO』の前から一緒にラジオをされていたんですよね。

ノブ&カカズ:そうなんです。
カカズ:彼がやっていたラジオに僕が入った感じです。

ノブ:元々、僕が前のコンビ「乙(おつ)」で、『乙のおつかれナイト』という番組を2014年位からレディオ湘南でやらしてもらっていたんですけど、相方がいなくなってからは、僕一人で「島山ノブユキのおつかれナイト」をやっていたんです(写真下)。その時、カカズも来てくれたりしていて。コンビ組んでからは「ノブとカカズのおつかれナイト」になった感じです。

カカズ:それがさらにフルタジュンさんと神田陽太さんの『らぶ&ミュージック』と合併して、いまは『よせなべ』です。

番外編②養成所

―お二人は養成所からの仲ですか
カカズ:養成所からです。
ノブ:養成所に入るオーディションがあったんですけど、オーディションが一緒でした。
カカズ:面接みたいなものですね。

ノブ:それを受けると、お金がちょっと免除されるみたいな。それで、オーディションがたまたま一緒っていうのもあって、入学式で「あー!あの時の」みたいな感じがありました。

カカズ:そうだよね。そうだったね。

ノブ:養成所の授業は週3回あって、僕の授業は午前中だったので、僕の授業が終わった後にカカズが午後から同じ教室使って、すれ違うみたいなね。1階にフリースペースみたいなところがあって、そこで、僕たちがネタ合わせとか、ネタを作っていると、カカズが終わって降りてきて、みんなでワチャワチャする。そういうのがよくありましたね。
カカズ:あったね。

―「あいつ面白いな」って気になっていましたか?
ノブ&カカズ:あー、うんうん。気になっていましたね。
カカズ:オーディションでノブはモノマネをやっていたんですよ。僕は元々ものまねが好きだったんで、その時から「わースゲー!」って思って。
ノブ:カカズも「ものまねをやります」ってフリから、ネタをやっていて、しっかりしたネタ作ってた。
カカズ:嘘つけ!
ノブ:いや、なんかね、あの時のネタってめっちゃ覚えてて
カカズ:なんで覚えてるんだよ。恥ずかしいっ

FM831レディオ湘南『よせなべNEO』の番組サイトは⇒「こちら」

インタビューと文:白田祐子(しらたゆうこ)

うり店長のInstagramは『こちら』
ル・ブラン湘南のInstagramは『こちら』

白田祐子(しらたゆうこ)

プロフィール:日本心理学会認定心理士。ヒトと犬の心と行動カウンセリングラボ「ル・ブラン湘南」代表/ドッグカウンセラー。
1990年代から犬の行動や心理を独学し、保護施設などでしつけのボランティア活動を開始。現在のパートナーは2005年生まれの雑種の女の子で名前は“うり”。
大学で心理学を専門的に学び、人と犬の関係や犬の心の成長の研究を行い独自のメソッドを確立する。2013年にパーソナルドッグカウンセリングを開始。人と犬のパーソナリティを重視したコーチングは特に多くの女性に支持されている。

里親制度の普及や地域行政と連携した“犬のしつけ”相談業務など、教育、行政、法律と多方面で人と犬の問題に向き合っている。愛玩動物飼養管理士、ホリスティックケア・カウンセラー、ペット災害危機管理士、小動物防災アドバイザー、猫防災アドバイザー他、ペット関連資格多数。湘南ビジョン大学講師。2014年より神奈川県動物愛護推進員。2019年よりFM83.1MHzレディオ湘南に出演中。

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