犬とあなたと珈琲と。Vol.109 抱っこ散歩の良い点・注意点(副反応)

聞逃し配信中(音楽は全てダミーです)
収録:レディオ湘南
宝製菓presents radio café『犬とあなたと珈琲と。』FM83.1MHz レディオ湘南(第1.第3土曜 16:00~16:29)放送
湘南の海を見下ろす、小さなコーヒーショップ「TAKARA CAFÉ」。オーナーは心理士でドッグカウンセラーのしらたゆうこ。店長はカフェオレ色の17歳、愛犬のうり。美味しい珈琲を飲みながら、お客様との会話に耳を傾けてみませんか。
7月19日のお客様は常連客のゆきさん(株式会社イヌと暮らす代表取締役)。今回も前回に引き続き『抱っこ散歩』の良い点・注意点の3回目(最終回)。抱っこ散歩は犬の月齢や状態、TPOなどによって、とても沢山の利点があります。でも、抱っこさえしていれば安心感を与えられると考えてはいけません。たとえば、「学習性無力症」。それってどんなの?今回は注意点の3つ目と、上手に抱っこ散歩をするポイント。抱っこ散歩を卒業するときのコツを保護活動をしながらトリミングサロンを経営しているゆきさんと、人と犬の関わりを探究しているドッグカウンセラーの白田祐子がそれぞれの視点で考えていきます。

祐子 こんにちは。ゆきちゃん。いつもありがとうございます。
ゆき こんにちは祐子さん。うりちゃんもこんにちはー。今日はまたまた浦と来ましたー(ウラ君の写真は本文最後)
祐子 浦君―。子犬の時から見ているけど、どうしてキミは新しい家族が見つからないのよー。保護犬たちの中でも面倒見のいい兄貴として慕われているのに…
ゆき いいやつですよー。キャラクター抜群。ナイスパートナーって感じ。今2歳ですけど、いくつになっても「ずっとの家族」との幸せを願っています…
祐子 必ず現れる!浦君にピッタリの「ずっとの家族!」
ゆき はい。その気持ちで待っています!宜しくお願いしますっ!
*中山ゆきさんが所属する保護団体の譲渡会の情報は「PAK」(Paws Adoption かながわ)。Instagramが乗っとられたため、新しいアカウント作成中
目次
抱っこは視覚頼りになるので
注意が必要

祐子 そうそう、私たちが主催する『お寺でわんにゃん縁結び』を取材してくださった、『いぬのきもち』のライターさんが来月遊びにきてくれるみたいで…
ゆき おっいいですね〜。『いぬのきもち』!!人気の犬の専門月刊誌
祐子 来月発売なので、詳しいことはまだ話せないのがもどかしいところだけど…その『わんにゃん縁結び』の開催報告をしていなかったなって…とても多くの方々が足を運んでくださったので、ちゃんと整理して報告しておきたいなって思いつつ…
ゆき そうですね。でも、その前に…前々回からの「抱っこ散歩」の話しです。このテーマって、もともと「お便り」が来て…が始まりですよね。ちょっと聞いてみようって、気軽な気分で出したかもしれないお便りがこんなに深い話になっていて、相談した人も驚いているんじゃないでしょうかね(笑)
祐子 話が全然終わらないって(笑)
ゆき はい。今日は抱っこさんの注意点3つ目の「副反応」からですね
祐子 そうです。前回は抱っこ散歩の注意点3つのうち、2つ目の「社会性への影響」について、分離不安を例に考えてみました。
ゆき はい。犬は情報の多くを“嗅覚”に頼っているのに、抱っこされていると“視覚”に頼るしかないから、他の犬の情報を正確に判断できず、犬同士のコミュニケーションが上手くできなくなる。この話は犬の特性を知る大事なポイントだと思いました。そして、もっと印象的だったのは、私たちはコミュニケーションがあまり上手ではない犬たちのことを、「うちの子は怖がりだから…」って、簡単にカテゴライズしちゃうって話…。そうですよね…。自分たちがそうしてしまったかもしれないのに…。「もしかして」って自分事として考えられる沁みる話しでした。
祐子 人も犬も「〇〇だから何型!」って、安易に決めつけてしまうと本質が見失われることもあるっていう話だったよね。ただ、こういう「〇〇型」っていうのは面白いよね。私も血液型の話しとかついついしちゃう。でも、本質と笑いながら楽しめるお遊び的なものとは、また別の話し。と、いうことで本題。今回の「副反応」も「社会性への影響」と少し重なる部分もあると思うけど、抱っこばかりすることで、他にどんな影響が起こるのか…。考えていきましょう。
ゆき はい。お願いします。
安全な抱っこが
逆に不安感を増すことも⁉

祐子 まず、たとえば、ワンコを歩かせてお散歩を楽しんでいたんだけど、他のワンコが前から来るのが見えたので抱きあげました。こういう光景はよく見かけると思います。
ゆき はい。他の犬に慣れていないから、怖がったり、吠えちゃうかもしれないので抱っこする。小さいワンコやパピーの場合は、ちゃんとご挨拶できるかどうかわからないけど、万が一、可愛いうちの子になにかあったら大変!心配なので予防策として抱っこする。というケースも多いかな…
祐子 そうだよね。吠えたら相手にも迷惑かけるし、もしかすると反撃されちゃうかもしれない…。安全を確保するためには抱っこも大事なことだと思います。でも、今回は「抱っこ散歩」の注意点として読み解きます。この行為「犬が来たから抱っこ」は、犬の不安感をより高めてしまうこともある。
ゆき うわぁ。怖がったり、吠えたりの「不安対策」としての抱っこが、結果、不安感を増す…。となるとそれは深刻…。
祐子 「抱っこ散歩」が多いと、そもそも他の犬に対して不安感が高まりやすくなる「社会性への影響」が起きるって話したけど、その中でせっかく犬を歩かせているときに「あっ、犬が来た」って、また抱き上げちゃうと、犬は「やっぱり他の犬は怖い存在なんだな…だから抱っこされたんだ」「接触したらダメなんだな…だから抱っこされたんだ」って関連付けられて、より、犬が不安対象になってしまう。あるいは、本能的に他の犬に「ちょっと興味がある」とか「お外歩くの楽しい」っていう気持ちの時に抱き上げられたら、外向きになっていた気持ちが、突然奪われてしまう。
ゆき なるほどー。楽しんでいたのに「なんだよー」って
祐子 そうそう。ワクワクが終わったのはあいつが来たからだ!!って。邪魔者めーって…
ゆき このタイミングだと、完全にわんこには飼い主さんの思いとは別の意味合いで伝わってしまうんですね。抱っこの仕方とかもあるのかなぁ…
祐子 確かに…そうね。たとえば、双方の犬が気づく前に抱きあげる、抱きあげる前に全く違うことに注意を向けてから抱き上げる。そうすると間違った関連付けをさせるリスクは減ると思う。
抱っこ散歩は
系統的脱感作法

祐子 それから、「抱っこ散歩」が推奨されるようになったのは、子犬のワクチネーション期間に抱っこして外に出て、徐々に環境に慣れさせることが目的な訳だけど、これって心理学の世界では「系統的脱感作法」って呼ばれる、認知行動療法の一つの応用なのね。不安な場面や嫌いな場面を回避せず、色々な刺激の強さや距離感などに配慮しながら、徐々に慣らしていく。そして、慣れてきたら少しずつステップを踏んで負荷を増やして克服していくというもの。特にパニック障害や社会不安障害などで良く用いられる技法なの
ゆき なるほど。パニック障害や社会不安障害?犬も社会的な動物だから、人間と症状が似ているし、克服する技法をそのまま当てはめられるんですねー。面白い
祐子 ただ、この方法、外の世界に興味津々であまり怖がっていないようなら問題はないんだけど、もし、犬がストレスを感じていたら「抱っこ散歩」そのものがトラウマを作ってしまうこともあるんだよね…

音楽:Carpenters『Saturday』(楽曲はYouTubeにリンクしています)
強い刺激を与え続けると
トラウマになることも

ゆき トラウマっていうと…
祐子 たとえば、抱っこは逃げようのない状態だけど、その時に刺激が強すぎてしまうと、ただただ「我慢する」「諦めるしかない」っていう状況も作ってしまう。これは心理学で「曝露法」って呼ばれる、簡単に言えば…感覚を麻痺させていくトレーニングで、使い方によっては「学習性無力症」に陥ってしまう可能性もあるのね。
ゆき なるほど。ただただ我慢する…。繁殖場レスキューの子たちも、なんらかのこの症状があるような気がします…
祐子 まさしくその通りだよね。学習性無力症は1967年に犬に電気ショックを与えるっていう、ちょっとかわいそうな実験がアメリカで行われていて、犬をカゴに閉じ込めて、電気ショックを与えると犬は痛くて暴れる。そのとき、偶然、目の前のスイッチに身体が触れたら電気ショックが止まった。そのことに気づいた犬たちは、次から電気が流れるとスイッチを押すようになった。 でも、スイッチを押しても電気を止めることができないグループの犬たちは、さらに強い電流がきても、痛いって騒ぐことも、そこから逃れようともしなくなった。「自分にはどうすることもできない」という無力感を学習して、何も行動を起こさなくなった。これが「学習性無力症」。だから、劣悪な繁殖場の犬たちも狭くて汚いケージに閉じ込められて、お腹が空いて喉も乾いて、痛みを伴うことを繰り返されても、何も主張しなくなる。
ゆき きゃー、怖い話になってますけど、なんとなくわかります。
祐子 自己主張ややる気、外向きな気持ちが失せるとか、心や脳への悪い影響。そういうちょっと怖い副反応が生じることは、抱っこに限らずだけど、割と身近に潜んでいる。なので、そうならないためにも、緊張していないか、怯えていないか。徐々に慣らすステップに無理はないか、上手くいっているかを自分でちゃんと評価すること。そうしないと、いくら頑張って「抱っこ散歩」をしても、いつまでも外の環境に馴れないどころか。悪影響も及ぼしてしまうこともある。
ゆき徐々に慣らすステップを見極める!ですね。
抱っこ散歩を上手に行う
ポイント4つ

ゆき ある程度の問題行動を抱えていても「抱っこ」で回避できるなら、「もうそれでいいんです」っていう人もいると思います。それはあくまで人間目線ですけど…。でも、二次的な問題を作ってしまうこともあるとなると、そう簡単に片づけられるものではないですね…
祐子 そう思います。なので「抱っこ散歩」を上手に行うためのポイントを4つ!
① ステップを急ぎ過ぎないこと。短い時間や音や刺激の量が少ないところから始めて、少しずつあげていくこと。
② 途中でご褒美をあげながら楽しく練習すること。「おやつ」はこういうときに使うものです。
③ 犬も人もリラックスをしながら慣らしていくこと。
④ 慣らす練習のあとは一緒に遊んだり、ご飯を食べたり、ゆっくり眠ったり、心も身体もコンディションを整えながら楽しむこと。
ゆき ポイント4つ!完全保存版ですね。
抱っこ散歩を卒業する
コツ

ゆき 抱っこ散歩のいい点と注意点…。ここまで説明すると、「わたしも上手に卒業したい」って思う人もいるかもしれません。その時に「どうすればいいか」って聞かれたら、なんて伝えるといいですか。
祐子 コツとしては、とにかく、まずは降ろして歩かせなくちゃはじまらない。もちろん「はい。下に降ろしました」、だけでは一筋縄にはいかないけど、犬の本能と特性を考えると、いくつからでもスタートラインに立つことはできる。なので、まずは他の犬と出会うことに対してネガティブな感情を持たず、楽しいね!遊ぼう!やってみよう!っていうマインドを持つこと。
ゆき はい!どの子もできる!そして、私たちの気持ち!「楽しい」って気持ちをわが子に伝えましょう!
祐子 伝えましょう。それから、1-2頭でいいので、友達を作ること。他の犬全員と上手にご挨拶できなくても問題はなし!まずは、飼い主さん自身(自分)が気の合いそうな犬連れさんと一緒に歩いてみましょう。飼い主同士がニコニコ和やかにしていると犬にもニコニコが伝わるので、最初は吠えたとしてもだんだん落ち着いていくものです。それが犬特有の群れ意識だから。
ゆき はい。1頭や2頭でいいんですね。安心して一緒にいられる相手。これは人も犬も自信になるし、楽しいから、先ほどのマインドが作られやすいですね。
祐子 そこまでできたら、今度は室内ドッグランとか、フリーのワンコが何匹かいるところに犬友さんと行ってみる。そうやって人の介入があまりない「犬の群れ」に入れてみる。レベルはあがっちゃうけど、案外犬同士の方がうまくやれたりするものです。
ゆき おードキドキするけど、人の介入があまりない犬の群れ。っていうのが大事ですかね?
祐子 大事、大事。これは、さっき話した「曝露法」にあたるんだけど、「曝露法」は「曝露療法」ともいって、行動療法の一つ。刺激の対象が犬なら安心。犬は共通の言語やコミュニケーション法を持っていて相手の感情を読み取ったり、「一緒に遊ぼうよ!」って素直にいえる動物だから、先生は犬。そこに人間が介入しちゃうと、またバイアスがかかっちゃう。ただ、そこにどんな犬たちがいるのかを見極めるのは飼い主の判断にかかっている。
ゆき ポンといれる。これは、私もよくお店で体験しているので「目からうろこ」的ないいことが起こることはよくわかります。
犬の中に
ポンと入れてみる⁉

ゆき そこにいる仲間がどんな犬たちかを見極めるって、なかなか難しそう…。だから、これは少しプロに力を借りた方が良さそうですね。
祐子 うん…そうだね。本当はこういう時こそ、私たち、飼い主の出番なんだよね。「はじめてなのでちょっと緊張してます、よろしくお願いします」って、居合わせた他の犬の飼い主さんに挨拶をしたり、「うちの子、あまり慣れていないんです。吠えちゃうかもしれませんが大丈夫でしょうか」って聞いてみたり。そうしたら、「うちの子は平気ですよ」とか「あっ、うちの子はちょっと乱暴だから、あっちのゾーンに行きますね」とか、なんらかのリアクションがあるはず。そうやって、他の犬のタイプを聞いたり、慣れていないんだなって知ってもらって、ケアをしあう。それがドッグランの暗黙のルール。
そういう、飼い主同士のコミュニケーションが自分の犬を守ることにもつながるから、高めておきたい「飼い主力」の一つだと思います。まぁ、ただ、無理に挑戦するより、まずは1頭、2頭でいいんだよってさっき言っていた、その犬友さんや専門家など、信頼できる人と一緒に挑戦してみるのが安心だね。
ゆき ここまで来たら素晴らしい。でも、せっかく降ろしてあげたり、自由にしてあげても「抱っこしてよー」って戻ってくる、あの行動はどうしたらいいですか?
祐子 確かに、そこ大切なとこ。さすがゆきちゃん。でも、これ説明すると長くなるから、次回お話ししますね。
ゆき はい。お願いします!
音楽: Natalie Cole『Coffee Time』(楽曲はYouTubeにリンクしています)
自分の行動が犬に影響を与える。
その一つの例として
祐子 今日は常連客で保護犬猫のシェルター付きトリミングサロン「イヌと暮らす」のオーナーのゆきちゃんと3度に渡って「抱っこ散歩」のいい点・注意点について話してきました。どうでしたか。ちょっと話が逸れたところもあるので、もりもりになっちゃったけど…
ゆき とっても面白かったです。自分がわんこにしている行動が「こんなに影響を与えているんだ」って、気づける大きな一例でしたよね。「抱っこ散歩」のいい点と注意点3つ。そして、上手に「抱っこ散歩」をするためのポイント。さらに「抱っこ散歩」を卒業するときのコツ。ありがとうございました。これを機に「えっ、じゃあこれは?」っていうことが出てきそうですね。お便りからのお話しも楽しいので、お便り楽しみに待ってます。
お寺でわんにゃん縁結び。
わんにゃんのご報告

祐子 じゃあ、5月31日に開催した『お寺でわんにゃん縁結び』の報告。開催の数時間前と天気予報だけを見ると「こりゃ中止だよね」って程の悪天候。でも、なんとか小雨からの開催で、遊びにきてくださったお客様も雨降りなんてなんのその、回を重ねるごとに増えてきていて、嬉しい悲鳴でした。
ゆき 本当にそうでしたね。告知をしてからずっと楽しみにされて、早めに来られた方や、雨の合間を縫って来てくださった方。駐車場はずーっと行列状態でしたね。本堂の中は雨でも関係なく楽しんでいただけるので、お店をたっぷり見られたり、真空管アンプで音楽を聴いたり、猫ちゃんとの時間をゆっくり持っていただいたり。あと、ワークショップも楽しんでもらえて、雨でも充実の1日でした。
祐子 そうなのよね。本堂も開放してくださっている仙光院には感謝です。
ゆき はい、感謝です。そして、いつも雨がいい感じにやんだりして。この前は最後に2本の虹が葉山のお山とお山の間にかかっていました。みーんなでお空を見上げましたね。感動。
祐子 ダブルレインボーが最後に一つに重なって、なんだか私たちらしい最後、その虹をたくさんのボランティアさんと眺めました。前回、大変だったのでボランティアさんを募集したら、なんと12人集まってくださいました。
ゆき すごいー。一緒に盛り上げていただいた、ボランティアの方々、出店者の方々本当にありがとうございました。
祐子 ありがとうございました。予定していたブログラムは雨で中止してちょっと残念でした…
ゆき はい。今回、先行予約での「お散歩体験」は私も楽しみにしていました。でも、予約してくれた方が遊びに来てくれていたので、少しだけ一緒に歩けたんですよね。そうしたら、その短い時間でもリードを持った方の顔がパアっと明るくなって…。またやりたいと思いました。
祐子 そうそう。ちょっとリードを持っただけでも、「あの子は元気ですか」って、気になっているって連絡を貰いました。すごいことだよね。保護団体責任者のゆきちゃんから、今回の犬猫の状況はどうでしたか…
ゆき はい。今回、参加は3団体で合計犬21頭・猫13頭の参加でした。保護団体のみなさまもおつかれさまでした。それで、お声がかかった数は合計で犬が6頭、猫が6頭。「保護動物を見てみたい」「初めて譲渡会に来ました!」っていう方やお気に入りのわんこに会うために何度も足を運んでいただいた方もいて…この方は正式譲渡が決定しました!
ワンコやにゃんこが“うちの子”になるまでって、実は何段階もステップがあるんですけど、そのステップの一つになってもらえたって思います。『お寺でわんにゃん縁結び』が出会いの場、出会いの架け橋の場になってるのは間違いないです!
祐子 すごいなぁ。関わってくださっている、みんなにも素敵な縁が「生まれますように」。さて、時間は大丈夫?では、今日も犬談義のお礼に私からもう一杯…
ゆき ありがとうございまーす。いただきます。
祐子 浦は?寝そべってかわいいのぉー
ゆき 脱力〜。カフェで一緒にのんびりはわたしの至福の時間でもあります。うらぴありがと〜(笑)

番組サイト『犬とあなたと珈琲と。』
保護犬猫支援店/トリミングサロン『イヌと暮らす』
放送構成と文:白田祐子(しらたゆうこ)
うり店長のInstagram
ル・ブラン湘南のInstagram

白田祐子(しらたゆうこ)
プロフィール:日本心理学会認定心理士。ヒトと犬のカウンセリングラボ「ル・ブラン湘南」代表/ドッグカウンセラー。
1990年代から犬の行動や心理を独学し、保護施設などでしつけのボランティア活動を開始。現在のパートナーは沖永良部島出身、雑種の女の子で名前は“うるる”(うり店長はお空組 2005-2023)。大学で心理学を専門的に学び、人と犬の社会心理学が専門。2013年にパーソナルドッグカウンセリングを開始。人と犬のパーソナリティを重視したコーチングは特に多くの女性に支持される。
里親制度の普及や地域行政と連携した“犬のしつけ”相談業務など、教育、行政、法律と多方面で人と犬の問題に向き合う。講師、専門雑誌の監修や執筆も行う。愛玩動物飼養管理士、ホリスティックケア・カウンセラー、ペット災害危機管理士、小動物防災アドバイザー、猫防災アドバイザー他、ペット関連資格多数。湘南ビジョン大学講師。2014年より神奈川県動物愛護推進員。2019年よりFM83.1MHzレディオ湘南に出演中。神奈川県三浦郡葉山町にて『お寺でわんにゃん縁結び』を主催