犬とあなたと珈琲と。Vol.134 五島剛・五島麻美

聞逃し配信中(音楽は全てダミーです)
収録:レディオ湘南
宝製菓presents radio café『犬とあなたと珈琲と。』FM83.1MHz レディオ湘南(第1.第3土曜 16:00~16:29)放送
湘南の海を見下ろす、小さなコーヒーショップ『TAKARA CAFÉ』。オーナーは心理士でドッグカウンセラーのしらたゆうこ。2代目店長はカフェオレ色の愛犬の“うるる”。美味しい珈琲を飲みながら、お客様との会話に耳を傾けてみませんか。
今回のお客様は、神奈川県電気工事工業組合 藤沢地区本部 副本部長『ティーエレック』の五島剛さんと、奥様の麻美さん。電気工事士さんって、どんな仕事をしているか知っていますか?スイッチを押せば電気がつく。夜になれば街灯が灯る。そんな”当たり前”を支えてきたのが、電気工事士さん。「ブレーカーが落ちたらどうする?」そんな、知っているようで知らない電気の話もたっぷり…と思ったら、「奥さんは照明器具。パッと明るくなって、パッと消える」なんて夫婦漫才(?)も飛び出します。きっとあなたも…放送を聴き終わる頃には、「帰ったらコンセント見てみようかな。」そんな気持ちになっているかもしれません。そんな、笑って学べる、暮らしに灯りがともる30分。柴犬・豆ちゃんもご来店!ぜひお聴きください。

――白田祐子:いらっしゃいませ。麻美ちゃん、剛さん。お待ちしておりました。
五島剛さん(以下 剛)/五島麻美さん(以下 麻美):こんにちは。お待たせしましたー(笑)
――まめちゃんも一緒に来てくれて、ありがとうございます。
麻美:まめ~、うるるだよー。うるる元気?
――もう、ワンプロ始まっちゃうからねー(笑)
目次
友人に誘われたアルバイトから
職人の世界へ

――さて、剛さん。五島剛さんは『ティーエレック』という屋号で電気工事をされている、電気工事士さんでいらっしゃいます。現在は「神奈川県電気工事工業組合 藤沢地区本部」の副本部長も務めていらして、最近就任されたんですよね?
剛:いや…3年かな?
――そうだんたんでずね!最近のことかと思っていました。失礼しました。
剛:あれ…5年だったかな?あんまり覚えていないや…(笑)
――とにかく、副本部長ということで(笑)奥様の麻美さんは私の犬友達。麻美ちゃんも一緒に現場に回っているんですよね。
麻美:そうなんです。以前は普通に会社勤めをしていたんですけど、仕事を辞めたタイミングで旦那さんの仕事を手伝い始めたら、今までの仕事とは違う“モノづくり”とか、“職人業界”の魅力にハマっちゃいまして、「第二種電気工事士」の免許も取ったり…今、頑張ってます!
――そうだったんですね。“第二種”。多分、種別によって、携われる業務内容とかが違うんだと思うけど、まぁ、丸っとひっくるめて「でんこちゃん」ってことだね。私たちの犬友達に”でんこ”ちゃんっていうワンコもいるけど…そういえば、でんこちゃんの名前の由来聞いたことなかったね…。でも、麻美ちゃんは電気のでんこちゃん!剛さんが「ティーエレック」を始めたきっかけは?
剛:きっかけは、20歳くらいの時に知人に声をかえられて、電気工事関係のアルバイトをしたのが最初ですね。独立したきっかけは、前に勤めていた会社が倒産してしまいまして、「何やろうかなぁ」って思っていたとき、「だったら自分でやってみるのはどうかな」って思って…ですね。今、30年位、経ってますね。
――すごいプロですね。
剛:あっという間でしたよ。
――バイトで経験したときに、面白いって感じたから、選択肢の中にあった?
剛:最初はそんなに…「なんとなぁーく」やっていたんですけど、「資格等を取ってほしい」って言われるようになって、それをやっているうちに「あっ、これ向いているのかな」って。そうして、今に続いている感じですね。
――じゃあ、アルバイトに誘ってくれた、お友達に感謝ですね。
剛:はい。そうですね。
そのコンセントの状態…
本当に大丈夫?

――電気工事士さん。実際には、どんなお仕事をされているんですか?
剛:一般住宅の電気の配線工事や分電盤を取付けたり、スイッチやコンセント、照明を付けたりなどですね。あとは、マンションや店舗も同様です。それから、道路の照明灯とか、公園などにも照明がついていますよね、電柱にも小さな灯りが付いていたりするんですけど、そういう場所への取付けもやってます。
麻美:あと、最近行ったお客様のお宅だと、漏電チェック(漏電調査)とかですかね。
――なるほど!漏電チェック、大切ですね。なんとなく、段々イメージ湧いてきました。家だけじゃなくて、街灯や公園の照明…。私たちが、夜に普通に歩けているのも、そういうお仕事をされている方がいるからなんですよね。どうしても、スイッチを押したら、電気が付くのが “当たり前” になっていますので、感謝の気持ちも薄らいできてしまっています。でも、その“当たり前”を30年支えてきてくれた一人が剛さんなんですね。話が大きくなった(笑)ありがとうございます!
五島:笑
――ここのところ地震や台風が多いじゃないですか…。その度に「停電になったら大変!」って…。特に犬などの動物と暮らしていると、夏の停電は命に直結する大問題なので、心底ぞっとするんですけど、平常時に、先ほどの「漏電チェック」のような話しを聞いても、「うちは大丈夫」って思う人の方が、多いと思うんですね。でも、どうなんでしょう実際、専門家の目から見て「普段から気を付けようね」「これは危ないよ」っていうのありますか?
剛:コンセントがすぐ抜けちゃう、触っただけで抜けちゃうようなコンセントとかもあるんですよ。そういったのは、ちょっと危ないなぁって思います。要は、電気の流れ、接触が悪くなっている状態なんですね。電気と電気がくっ付く時って、火花が出るんですけど、接触が悪いと、その小さな火花がずっとついている状態になることもあって、そうなると、火事の原因になります。なので、その辺をしっかり注意していただけたらと思います。あとは、延長コードもそうなんですけど、触って熱くなってると危険です。なかなか、触ることってないと思うんですけど、たまに触ってみて、熱くなっていたら「もう危ないですよ」っていうサインですね。
麻美:そうですね、あとは、コンセントが中途半端に刺さっているお宅もよくあります。その隙間にホコリが溜まると、出火の原因になったり、危ないこともあるので、確認してもらえるといいと思います。特に、テレビの裏とかホコリが溜まりやすくなるので。
――はい。うちにも危険遅滞が沢山あります。そうですね、室内の点検!コンセントのあたりがどうなっているのか、ホコリは溜まっていないのか。そこを見るのは大切ですね。
ブレーカーが落ちた!漏電?
知っておきたい対処法

――コンセントの他にも電気といったら、一般家庭で思いつくのはブレーカーなんですけど、ブレーカーが落ちるとかってあるじゃないですか…
剛:漏電ブレーカーが作動すると、大概は家の中が真っ暗になっちゃう状態ですね。そうしたら「漏電ブレーカーが万が一落ちた場合」の対処法をお伝えしましょう。まず、分電盤を目の前に見て、左側にだいたい「漏電ブレーカー」があります(大きいブレーカー)。右側に小さいブレーカーが、5個、10個…と、各家庭によって違いはありますが、小さいブレーカーがついているので、それを一旦、全て「OFF」に下げてください。そして、漏電ブレーカーを先に上げてから、小さい方のブレーカーをパンパンパンと「ON」にしていきます。もし、どこかのブレーカーを入れた時に、左の大元である、漏電ブレーカーがパチンと落ちれば、「そこが悪い」と、いうことになります。その小ブレーカーを入れなければ、漏電ブレーカーは上がると思いますので、家の中が全部真っ暗になるという状況は避けられると思います。
――チェックできるということなんですね
剛:そうなんです。そのあと、落ち着いたら『住宅電気工事センター』に連絡していただければと思います。よろしくお願いします。
――わかりました。私たちって、電気って壊れて初めて気にするんですよね。でも、本当は何も起きないことが一番大切。犬もそうだよねー。病気になってからじゃなくて、元気な時から健康管理をする。普段からよく見て手を加えること。ついつい、犬に例えてしまったのも、目の前に、かわいい柴犬の豆次郎君がいるから。まめちゃんの話しや夫婦でいつも同じ現場で仕事をしていて、「これってどう?」「ラブじゃん!」みたいな話もお聞きしたいです。

音楽:Norah Jones『Turn Me On』(楽曲はYouTubeにリンクしています)
夫婦を電気にたとえると
分電盤と照明器具

――今日は電気工事士で『神奈川県電気工事工業組合 藤沢地区本部』副本部長、『ティーエレック』の五島剛さんと奥様の麻美さんとお話しをしています。さて、麻美ちゃん、夫婦で働き始めて、どうですか?お互いの担当や役割分担とかって明確にあるんですか?
麻美:そうですね。一応、あって。主に旦那さんが工事を担当して、私は基本的に手元とか、旦那さんが入れない狭い場所や天井裏などでの作業を担当しています。
――狭いところにスイスイ入れそうだもんね。夫婦でやっているからこその「良さ」って大きいと思うんだけど、どんなことですか。
麻美:お休みの日が同じなので一緒にお出かけしやすいです。
――確かにー。豆次郎君とも一緒に出掛けられますしね。仕事面では大先輩・師匠にもあたるわけでしょ?
麻美:はい。親方です。
――尊敬しているところもあると
麻美:そうですね。知識も豊富で技術力が優れているので、やっぱり「凄いなぁ」って思っています。
――夫婦間でのリスペクト最高!剛さんは?
剛:僕なんかが気が付かないところを、まめに良く気が付いてくれるので、そういうところは助かっていますね。
――最高ー。でも、どう?大変なところもあるでしょ?喧嘩とかはしませんか…
麻美:もう、本当に遠慮なしに文句を言えるので、喧嘩は増えますね(笑)
――それはねー(笑)でも、それで何かいい結果に繋がるのならいいよね。そんな「LOVE」なお二人。お互いを「電気」に例えるとしたら、何だと思いますか?
麻美:えー。ムズいんですけど(笑)。でも、旦那さんは分電盤ですかね。全体的に上手に配分して、物事を上手く進めています。
――あら素敵。音楽家なら指揮者だものね。剛さんは?
剛:嫁は照明器具ですかね。パッと明るくなって、パッと消えるから。
――パッと消えるの?(笑)
麻美:どういうこと(笑)
――君の瞳は一万ボルトだ!これまで、たくさんのお宅を訪問されてきたと思います。その中で、「素敵だな」と感じるお家って、どんなお宅ですか?
麻美:掃除が良くされていて、物が少ない家とか、緑が好きなので、お庭が綺麗に手入れされているお宅を訪問すると、うっとりしちゃいます。
――モノが少ないね…。麻美ちゃん自身もいつもスッキリしているもんね。生活もわりとそういうシンプルなんですか?
麻美:うーん…ごちゃごちゃしている所もあるんですけど、基本的に床掃除はルンバ氏に頼っているので、床にはあまり余計なものを置かないようにはしています。
――大正解だよね。犬もいたずらしなくて済むしね。何か取られたり、壊されりするのって、その人(取られる場所に置いたままにしている人)の責任だもんね。
爆発的にかわいい柴犬の豆次郎。
毎日が楽しい!

――豆ちゃんは、イタズラとかしないか?
麻美:そうなんです。しないですね。なんか、「良い子そう」と思って迎えましたが、想像以上に良い子でビックリしているし、おうちでは甘えん坊で爆発的にかわいいです。空気を読む力が凄くて、この前、ボールで遊んでたんですけど、1人がつまらなそうにしていると「3人で遊ぼう」って、それぞれにボールを持ってきて遊んだりします。
――気が利くんだね。子供心にも(笑)まだ、ちょっぴり子犬特有の顔黒が残ってるのに、すっかりお兄さんになってきたもんね。麻美ちゃんの明るい、”一万ボルト”のキャラもあって、犬友達がたーくさんできて、新しい繋がりや発見も沢山あると思います。
麻美:そうなんです。純粋な柴犬を迎えるのがはじめてで、不安もあったんですけど、まめちゃんのおかげで、初めて犬友となる新しい繋がりも増えたし、色々情報共有もできて、まめちゃんも私も、毎日のお散歩が本当に楽しいものになっています。
――ね。私たちも、まめちゃんで知り合ってね。実はもっとその前から知ってたんだけどね(笑)。でも、こんなに話をするようになったのは、まめちゃんとうるるのおかげ。
麻美:本当そう、感謝です。
――さて、ここで一息、なにかお好きな曲をおかけしましょうか。
麻美:いいんですか。最近、まめちゃんにゆかりのある…ちょっと自分の中でブームの曲がありまして。久保田利伸の『 LA・LA・LA LOVE SONG』をお願いします(楽曲はYouTubeにリンクしています)
愛犬と一緒にプール遊び!
濡れた手は感電に要注意

――では、最後に、これから挑戦してみたいことはなんですか。
麻美:夏なので、まめちゃんとプールへ行ったり、海水浴。あとは、移住してみたいです。
――えー!まさかの移住発言!これは、次回来た時、ゆっくり聞かせてもらいたいです。今、剛さん、ちょっとぽかんとした顔をしています(笑)。そう…私はことあと、お店のブレーカーを確認したいと思います。『TAKARA CAFÉ』のお客様の中にも、「お家に帰ったらコンセントを見てみよう」って思ってくれた方が一人でもいてくださったら、今日の副本部長のお役目、大成功ですね。
剛:そうなんです。神奈川県電気工事工業組合では、毎年夏になると「電気の安全キャンペーン」をやっているんですね。夏は汗をかきやすいので、濡れた手で電気に障ると、感電する可能性が高まるので、夏の時期にやっています。ご家庭でもコンセントやブレーカーなど、電気設備の確認をしていただけると、嬉しいです。それから、神奈川県電気工事工業組合では、随時組合員を募集しておりますので、みなさん!電気工事をやってる方で、もし「組合に入ってみようかなぁ」なんて考えている方がいらっしゃれば、ぜひ連絡をいただきたいです。よろしくお願いいたします。
――はい。みんなに伝えていきたいと思います。まずはとにかく点検!
麻美:はい!
――今日はまだお時間ありますか?楽しい、お話しを聞かせてくださったお礼に…私からもう1杯、いかがでしょうか
剛&麻美:いいんですかー。ありがとうございます。
――まめちゃんはおとなしく…時々、うるると…ちょいちょい絡みながら…
麻美:まめ―。ほら!うるるとワンプロやっちゃえ(笑)
剛:怒られるぞー
麻美ちゃんの番外編

――私たちは環境も犬友さんとも、とても恵まれた環境の中にいるんだけど、それでも「近くにドッグランがあるといいな。」なんて話をよく耳にするのね。もちろん、ドッグランがあると、デメリットもあるし、大変なところもあったりするんだけど、「欲しい」って言ってるひとりに麻美ちゃんがいるのよね。
麻美:本当そうなんですよ。この自然豊富な江の島、鵠沼、片瀬エリアに作ってほしいですね。できれば、「大型犬エリア」「大型・中型・小型混合エリア」「小型犬エリア」。それから、まだ他のワンコと上手に遊べない子などの「予約エリア」もあったら最高ですね。こういうエリア分けされたドッグランがあれば、もっと「藤沢最高!」って、日々妄想しております。「キュンとするまち。藤沢」が、子育てのみならず、犬育てにも優しいまちだと、「キュン♡」とする方がさらにグンと増えると思います。
――そうだね。その時、照明灯は『ティーエレック』が無料で設置します!
五島:えーーー(笑)

関連サイト
『神奈川県電気工事工業組合』
『住宅電気工事センター』
番組サイト
『犬とあなたと珈琲と。』
⇒⇒過去のお客様も一覧で見られます
インタビュー・構成・テキスト 白田祐子(しらたゆうこ)
うるる店長のInstagram
ル・ブラン湘南のInstagram
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白田祐子(しらたゆうこ)
プロフィール:日本心理学会認定心理士。ヒトと犬のカウンセリングラボ「ル・ブラン湘南」代表/ドッグカウンセラー
1990年代から犬の行動や心理を独学し、保護施設などでしつけのボランティア活動を開始。現在のパートナーは沖永良部島出身、雑種の女の子で名前は“うるる”(うり店長は2023年お空組)。大学で心理学を専門的に学び、人と犬の社会心理学と犬の心の成長が専門。2013年にパーソナルドッグカウンセリングを開始。人と犬のパーソナリティを重視したコーチングは特に多くの女性に喜ばれています。
保護犬猫の譲渡会開催や地域行政と連携した“犬のしつけ”相談業務など、教育、行政、法律と多方面で人と犬の問題に向き合い、セミナー講師、犬専門雑誌の監修や執筆も行う。愛玩動物飼養管理士、ホリスティックケア・カウンセラー、ペット災害危機管理士、小動物防災アドバイザー、猫防災アドバイザー他、ペット関連資格多数。湘南ビジョン大学講師。2014年より神奈川県動物愛護推進員。2019年よりFM83.1Mhzレディオ湘南にレギュラー出演、2022年4月から新番組『radio cafe犬とあなたと珈琲と。』がスタート。神奈川県三浦郡葉山町にて『お寺でわんにゃん縁結び』を主催