犬とあなたと珈琲と。Vol.95 お散歩レッスン!スルーの練習法
聞逃し配信中(音楽は全てダミーです)
収録:レディオ湘南
宝製菓presents radio café『犬とあなたと珈琲と。』FM83.1MHz レディオ湘南(第1.第3土曜 16:00~16:29)放送
湘南の海を見下ろす、小さなコーヒーショップ「TAKARA CAFÉ」。オーナーは心理士でドッグカウンセラーのしらたゆうこ。店長はカフェオレ色の17歳、愛犬のうり。美味しい珈琲を飲みながら、お客様との会話に耳を傾けてみませんか。
12月21日のお客様は常連客のゆきさん(株式会社イヌと暮らす代表取締役)。お散歩中、他の犬と出会ったときの愛犬の反応が読み切れずに悩んでいる方は、他の犬を「スルー」することを覚えさせることも大切です。今回も保護活動をしながらトリミングサロンを経営しているゆきさんと、人と犬の関わりを探究しているドッグカウンセラーの白田祐子がそれぞれの視点でスルーの練習法を考えていきます。2024年『TAKARA CAFÉ』に来店してくれた“保護犬たちの今”もご報告。
祐子 こんにちは。ゆきちゃん、いつもありがとうございます。
ゆき こんにちわ、祐子さん。今日はトイプードルのララちゃんと来ました~(写真は本文最後)。
祐子 ララちゃん。元気いっぱい陽気な子だね
ゆき ララは本当にポジティブなんです。最初は「ちょっとこっちの話を聞いて!」とか「どうしちゃったの!」って感じで落ち着きがなくて心配だったんですけど、最近はこちらの様子をよく観察するようになりました。たくさん遊んで、たくさん甘えさせてあげられる可愛い子です。
祐子 ずっと一緒に遊んでいたい人にはピッタリ…
ゆき とっても楽しい子です。今日も走ってきました!
*中山ゆきさんが所属する保護団体の譲渡会の情報は「PAK」(Paws Adoption かながわ)
目次
暮らし方によっては
無理に他の犬に近づける必要はない
ゆき 祐子さん。今回もこの前の話の続きですよー
祐子 そうでした。いつも話の途中で終わっちゃうからね。お散歩のときのスルーの練習法…
ゆき はい。前回は犬同士を近づけるときは「リードを緩めること」。それがどうして大切なのかがよくわかりました。でも、他の犬に対して時々ガウガウしちゃう子だと、どうしても「大丈夫かな」ってリードを持つ手や肩に力が入っちゃって…リラックスしていないと「いいことはない」ってわかっていても、なかなかうまくはいかないって話…まぁ、柴犬のケンタのことだったんですけど…。
祐子 ね。ただ、ケンタ君の場合は、無理して他の犬に近づけなくても、犬同士の交流はできていて、社会的欲求は叶えられているのだから、普段の散歩では余計なリスクを背負わずに「スルー」の練習をした方がいいのでは。っていう話だったんだよね。
ゆき そうそう。心配な気持ちからどうしても力んじゃうなら、最初から「スルー」をするという視点に変えてみる。たしかに、ケンタのような場合は無理に他に犬に挨拶をさせる必要はないなって思いました。でも、スルーするって言っても、そうそう簡単にはいかないですよね。何に注意するといいですか。
祐子 たしかに。犬の行動は「関連付け」から生まれていると言っても過言ではないのね。特に、あまり思わしくない行動をしたときに注意をして、これはダメなんだって関連付けさせるよりも、ポジティブなことと関連付けるコトが重要。ある行動を「させないようにする」よりも、ある行動を「させるようにする」方が犬にはわかりやすいから、「ある行動」をしたら「いいこと」が起きる。そうするとその行動を「繰り返す」ようになる。だから、この原理を利用して「スルー」と「いいこと」を関連づけさせる。こういう手続法を心理学では『正の強化』って言うけど、この方法だと信頼関係も保たれて楽しく学ぶことができるから最高。
ゆき なるほど。『正の強化』ですね。「すごいねー」ってたくさん褒めるのもそうですか?
祐子 そうそう、褒めるのも大切。でも、初期のしつけ段階では「おやつ」を使ったご褒美作戦!「報酬」を渡す方が確実。「報酬トレーニング」ってやつだよね。
ゆき 報酬は大事!「ここは絶対大切」っていう時は、おやつの中でも“とびっきり”のおやつの報酬だったりして。
祐子 みんな飛び切りのやつってあると思う
ゆき とびっきりを探すのも面白いですよね。
普通に歩いている普段の時から
練習はスタート
ゆき ただ「おやつをあげる」って簡単なことのようで、実はこれ、あげるタイミングって難しくないですか。
祐子 そこだよね。タイミングを間違えれば、意味がないどころか逆効果にもなっちゃう。だから、どうするか。まずは、落ち着いて歩いているときに「食べる?」って、声をかけるところからスタート。そして、しっかりこっちを向いて、目が合ったらおやつを一粒あげる。これがファーストステップ。
ゆき うん。そこから始めるなら、あげるタイミングも徐々に掴んでいきそうですね。でも、何もいいことをしていないのに、おやつをあげるんですか?
祐子 お散歩中に「食べる?」って言葉が聞こえたら、ちょっと立ち止まってパパやママを見上げる。その一連の行動の流れを作るのが目的なので、結構な頻度であげてよし。そもそも、ちゃんと歩けるだけでも報酬にあたいするでしょ。当たり前を当たり前と思わないこと。
ゆき 確かに。一緒に歩く。お母さんのことを気にしながら歩く。それだけで天才ですもんね。
祐子 それだけで天才。次に、普段から他の犬をスルーするときってあるでしょ
ゆき あります、「気づいてないのかな?」って思う時もあるし、距離が遠いとか、たくさん走った後とか。なぜかやたら落ち着いているときってありますね。
祐子 うん。沢山運動した後はセロトニンも出て幸福感に満たされているから、他の犬なんてどうでもよくなるんだよね。基本的に他の犬に過剰に反応する犬は運動不足とか欲求不満の場合が多いかな
ゆき セロトニン不足の話…思い出しました…セロトニン大切でした!
祐子 ね。セロトニン不足は問題行動の原因!
音楽:Donny Hathaway『This Christmas』(楽曲はYouTubeにリンクしています)
外でつかう言葉は
外で覚えさせよう!
祐子 ファーストステップの続き。それで、まぁ、どんな理由であれ自分からスルーしたときは「偉いねー」って褒めてから、「食べる?」って聞いて、こっちを見たらおやつをあげる。これがツーステップ
ゆき なるほど「食べる?」は報酬がでてくる合図
祐子 家の中で「食べる?」に反応しても、外でも反応するとは限らないから、外で使う言葉は外で覚えさせるのがポイント。
ゆき なるほど。これも簡単そうに聞こえますが、外っていろんな刺激があるから意外と反応しないんですよね
祐子 そうだよね。それに関する話で思い出したんだけど、「記憶」したときの状況と「思いだす」ときの状況が似ているほど、再生しやすい、っていうことがわかっているのね。だからたとえば、テスト勉強。テストを受けるのが教室とか会議室なら、その状況に似た場所(図書館とか)でするのが一番効果的。自宅でならベッドの上で寝転がって暗記するよりも、ちゃんと机に向かってやった方がいいらしい。コーヒーを飲みながら記憶したら、コーヒーを飲みながらの方が再生しやすい。とかあって。犬の脳は人の脳に似ているから、お散歩中に使いたい言葉やコマンドはお散歩中に覚えさせる方がいいの。ここ大切。
ゆき 面白い!脳の話。それはそれで聞きたい…とか、また話が逸れますね(笑)
祐子 そうやって、たまたまスルーしたときに、おやつをあげて、徐々に普通に歩いているときのおやつは減らしていくよ。
おやつ(報酬)は
間髪入れずスムーズに
祐子 おやつをあげるときはサッとスムーズにあげます。
ゆき おやつを貰う時はお座りねって教えている場合も、座らせないんですか?
祐子 何かを覚えさせたいときの報酬は素早くタイミングよくあげる。変な間が空くと何に対する報酬なのか曖昧になるでしょ。それに、目の前におやつがあるのになかなかもらえないと、このイライラは他の犬がいるからだって、間違った関連付けがされる危険もあるから、余計なリスクは避けたい。
ゆき なるほど。こちらを向いてくれたらまずは成功。だからその報酬としてすぐあげる。
祐子 ここでは他の犬と「すれ違った」ら「いいこと」があるって言う関連付けをさせるのが目的なので、この経験が多ければ多いほど、スルーは楽しいことって気付いて、結果、他の犬に反応することは自然に薄くなっていく。
ゆき えー!なるほどー。どっちが得かって犬もちゃんと考えますよね。「してほしくない行動」より「してほしい行動」を犬が自ら選択していくっていいですね…
祐子 犬が自分で行動を選択して、その結果いいことが起こるっていう学習法は自信もつくし世界がどんどん明るくなっていくよ。ただ、「スルーをしたからおやつを貰える」ってことを、しっかり意識させるためにも、おやつをあげるときは一粒ずつ、ゆっくりあげるのがポイント。普段からおやつを貰うときにお座りができるなら、一粒貰った後にもう一つ欲しくて自分から座る確率は高いから、普段からお座りができる子の方が集中力は高いと思う。
ゆき なるほど、集中力も大切ですね。でも、他の犬に対して何でもない事もあるケンタのような場合、もし、うっかりその流れで近づいちゃって、パッとスイッチが入っちゃたら、どのタイミングでおやつをあげたらいいのかわからなくなっちゃう。
祐子 うっかり近づいちゃってね。そういう時は、まずソッコーその場から立ち去ること。できれば走って逃げる位の気持ち。そして相手の犬に興味を示さなくなったらすぐにあげる。そうすると、その場から立ち去ったから報酬を貰えたんだって、関連付けされやすい。もし、なかなかその場から離れてくれないときは、おやつの袋をガサガサさせたり、おやつ入れをカタカタ慣らして注目度をあげながら去る。
ゆき おーーー、これは飼い主さんの練習が必要だ!祐子さんのお散歩トレーニングを見ていたら、まさにこの練習をしていますもんね。簡単そうに見えるけど難しいそのタイミング。でも、だからこそ、何もいいことをしていなくても、時々おやつをあげるところからスタートだって言う理由がわかりました。自分に関心を持ってもらえれば、肝心な時にも注目してもらえる確率が高まって、その次のアクションがしやすい。しっかり安全を誘導できて、楽しく美味しい、スルーの練習。教えてあげたい子は色々いるのでやりたいです。
祐子 ね。最終的にどうしたいかの目標をたてて、そのためにどんな土台を作っていくのか。無意味に見えるような練習も大切なステップだから、繰り返し行えばゲーム感覚になって、みんな上手に出来るようになっているから、信じて続けてほしい。
ゆき いいですねー。スモールステップと楽しいゲーム。正しい関連付けのために、意識してやり続けること。そうなれば根気もいりますね。やればやるほど、おやつをあげるタイミングも上手になるはず!
報酬は回数と笑顔と
ポジティブな言葉を添えて
祐子 一つの課題を一緒にクリアしていく前向きな気持ちって大切だよね。あと、「おやつをあげる」ということに抵抗を示す人もいるかもしれないけど、おやつの大きさはフード一粒かそれより小さいサイズで十分
ゆき 小さい(笑)
祐子 必要なのは回数だから、一日の量を決めておくといいよね。とっておきのおやつを用意すれば、アイコンタクトもグッと増えて一体感が生まれて、お互いの幸福感は倍増間違いなし!
ゆき アイコンタクトを取り合って、息もぴったり。想像しただけで素敵なふたりーって感じ
祐子 成功したら自信になるし、失敗しても経験になる。スルーの練習を続けると段々他の犬との相性や距離感もわかるようになるから、周囲の人に「ありがとうございました」の言葉も増えると思う。
ゆき 挨拶をしても、スルーをしても「ありがとうございます」って言える散歩はとっても気持ちがいいですね。
祐子 ね。「ごめんなさい」や「すみません」「コラ、ダメでしょ」なんて言葉より「ありがとうございます」が終わりの合図になると大成功!
音楽:Stevie Wonder · Andra Day『Someday at Christmas』(楽曲はYouTubeにリンクしています)
2024年に来店した
保護犬たちのいま
祐子 さて、来週はクリスマスだけど、ゆきちゃんのクリスマスの予定は?
ゆき お仕事してます!トリミングサロンの12月は「感謝祭」みたいなものなので。年末も30日まで営業します。でも、クリスマスにはしっかりチキンとケーキは食べまーす!
祐子 2024年も色々なワンコと一緒に来店してくださいました。その後、みんなはどうしてるのかしら。きっと気になっている人もいると思う。今年2024年一番のワンコはトイプードルの育子ちゃんでした。人馴れが全然できていない警戒心バリバリって話していた。
ゆき そっかー。早いなあ。育子ちゃんが一番でしたか。その後、トリマーさんやボランティアさんのおかげで抱っこもお散歩も大好きになって、同じくお散歩大好きな先住犬ちゃんのいるお家に決まりました。キャンプも楽しんでいるそうです。
祐子 さすがみんなの協力があってだね。警戒心バリバリのまま譲渡していたら結果は違ったかもしれない。次もトイプーのぺペロちゃん。繁殖場からのレスキューで人が大好きな甘えん坊さん。なので、お膝の上で甘えさせたいっていう方にはピッタリって話していました。
ゆき そうでしたね。ペペロは70代のゆったりとしたパパとママのおうちに行きました。毎日たくさん抱っこしてもらっています。
祐子 最高のマッチング。次はアイラインの濃い柴犬の福子ちゃん。福子ちゃんも繁殖リタイアだけど、すぐにトライアル先が見つかったんだよね。
ゆき そうなんですよ。福ちゃんは一目見た時から「こういう子が欲しかった!」というママが何度も見に来てくれて…。今もとっても大事にされてお姫様です。
祐子 お姫様っぷりが想像つく…。そして、お馴染みの浦君。小さい時から私も知っているけど、今は昼間はゆきちゃんのお店『イヌと暮らす』にいて、夜はゆきちゃんのお家犬なんだよね
ゆき そうです。本当に面白い子に育ちました。見ていて飽きませんねー。今は立派な15キロ級に成長しました。ですが、まだまだ頭の中はお子ちゃまで、よく遊んで・よく寝て・よく食べてます。引き続きずっとの家族募集中です!
祐子 浦君の兄弟犬のアサヒ君もご来店。アサヒ君はこの数か月、浦君同様、昼間はサロンで夜はゆきちゃんのお家…
ゆき うん。アサヒは浦とそっくりのお顔をしてますが、浦とは性格が全然違っていて慎重によく考える子です。トライアルの予定が入りまして(拍手!)、浦とはまだワンプロしていて、いつまでたっても兄弟ってこんなに仲良しなんですかね?
祐子 本当に息の合ってる2頭だもんね。兄弟の交流がずっと続くといいね。それから、ブリーダー崩壊で小さな小さな柴犬をわんさか保護した時もあったんだよね。お店に来てくれたのは体重5キロのタケル君。
ゆき はい。「豆柴」って呼ばれる柴犬。実は私ははじめてお世話する種類でしたね。柴犬とは違うタイプだって感じました。タケルは身体が弱くて去勢手術もなかなかできなかったけど、今は理解のある温かいご家族のもとで、食事を工夫してもらいながら元気に暮らしています。
祐子 少しは体重増えたかなぁ。頑張れー。 白くてスマートなトイプーのナムコちゃん。10歳とシニア組だったけど…
ゆき はい。シニア組。なので「高齢の方に…」って思っていたら、なんと!応募してくれたのはお若いご家族。お空組になった子によく似ていて「年齢は関係ありません」「この子しかいないです」って仰ってくださって。本当に優しいご家族のもとに決まりました。
祐子 そういう運命の出会いってあるんだよね…。そして、人間大好きスピッツのひかりちゃん。ひかりちゃんは性格「花まる」ってゆきちゃんが言っていたように、とにかくチャーミング。すぐにずっとの家族が見つかるかなって思っていたけど、結構、譲渡会の常連でした…
ゆき ひいき目なんですかねー。「この子はすぐ決まるねー」とか言っちゃってる子は、割となかなか決まらなかったりします。でも3ヶ月の期間があってとうとう「一目惚れ」の出会いがありました!
祐子 毛皮をヒラヒラさせておしゃれに散歩している姿が目に浮かぶー。先月一緒に来てくれたのが、キャバリア・キング・チャールズスパニエルのヌーヌー。高齢の飼い主さんにやむなく置き去りにされてしまったヌーヌー。穏やかでちょっとKYでずんぐりした感じが可愛いくて。私はすっかりファンになっちゃいました。
ゆき ありがとうございます。本当に可愛い子です。去勢といくつかの医療ケアも済んだので、引き続きずっとの家族募集中です
祐子 さぁ、そして、色々あった柴犬のケンタ君。お店にも何度も来てくれました
ゆき そうなんですよー。柴犬らしい柴犬でして、しばらく決まりませんでしたー。が、なんと、この度、超ベテランの70代のご夫婦が「お預かり」というカタチで一緒に暮らしてくれることになりました。「もう歳だからー」と、犬との暮らしを諦めている人も「預かり」という選択肢もあることを知ってもらいたいですね。
祐子 それもっと積極的に広めてもいいと思う。
ゆき はい。ケンちゃんなんて、今ではベタベタに可愛がられて、たっくさんお散歩に行ってもらって、お耳がトローン、お目目ウルウルの別犬になっていました。もう幸せです。
祐子 良かったー。犬まみれのゆきちゃん…だけど、にゃんこもいるんだよね。
ゆき はい。にゃんこもいます。『イヌと暮らす』には、今は2匹の猫がいます。にゃんこはなかなか譲渡会には出られないので、ぜひお店に会いに来てもらいたいです。
祐子 じゃあ、問い合わせをしてから会いに行けるように、お店にチラシを貼っておこうか。
ゆき よろしくお願いします。
祐子 犬まみれ時々猫のゆきちゃん。2024年はどうでしたか?
ゆき たくさんの出会いもありましたが、やっぱりミミちゃんとのお別れの年でしたね。守り神様がお空組になってしまった…学びの多い年でした…
祐子 うん。看板犬でみんなの人気者のミミちゃん。お空でもワイワイされて、みんなを注意してるかなぁ(笑)2025年はどうしていきましょうか
ゆき わあ、抱負かぁ!どうして行きましょうか…。まだ、新しい年が来るーって気がしないですねー。と、言っているとまたあっという間に時がね…
祐子 ね。毎年同じ会話の繰り返しでね(笑)私も特に抱負はないかな…。さて、今日も楽しい犬談義のお礼にもう一杯いかがでしょうか。『TAKARA CAFÉ』は2024年の営業は今日で最後となります…
ゆき 今年もお世話になりました。うりちゃんもありがとう。
祐子 ララちゃんもありがとうね
ゆき ララちゃん、なんとか大人しくしていられましたー。偉いね。
次回、1月4日の放送はお便りやメッセージを中心にお届けします。今年も1年間ありがとうございました。よいお年をお迎えくださいませ。
番組サイト『犬とあなたと珈琲と。』
保護犬猫支援店/トリミングサロン『イヌと暮らす』
放送構成と文:白田祐子(しらたゆうこ)
うり店長のInstagram
ル・ブラン湘南のInstagram
白田祐子(しらたゆうこ)
プロフィール:日本心理学会認定心理士。ヒトと犬のカウンセリングラボ「ル・ブラン湘南」代表/ドッグカウンセラー。
1990年代から犬の行動や心理を独学し、保護施設などでしつけのボランティア活動を開始。現在のパートナーは2005年生まれの雑種の女の子で名前は“うり”(2023年天界へ)。大学で心理学を専門的に学び、人と犬の関係や犬の成長の研究を行い、科学的根拠に基づいた独自のメソッドを確立する。2013年にパーソナルドッグカウンセリングを開始。人と犬のパーソナリティを重視したコーチングは特に多くの女性に支持されている。
里親制度の普及や地域行政と連携した“犬のしつけ”相談業務など、教育、行政、法律と多方面で人と犬の問題に向き合い、犬専門雑誌の監修や執筆も行う。愛玩動物飼養管理士、ホリスティックケア・カウンセラー、ペット災害危機管理士、小動物防災アドバイザー、猫防災アドバイザー他、ペット関連資格多数。湘南ビジョン大学講師。2014年より神奈川県動物愛護推進員。2019年よりFM83.1MHzレディオ湘南に出演中。